アカヤマタケとは?
アカヤマタケは比較的小さなキノコでカサのサイズは2〜5センチほどとなります。 カサの形状は円錐型、カサの中央部が尖っていて、若いうちは明るい黄褐色からオレンジ色をしており、その見た目が赤い山のような事から、「アカヤマタケ」と名付けられたと言われています。 日が当たりにくい場所ではツカの部分がよく伸び、長いものでは10cm近くまで伸びるものもあります。 逆に日が当たる場所ではツカは伸びない傾向にあります。 発生場所は主に森林内や竹藪、芝の上や草地となります。 日本や北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドにも分布しています。
名前 | アカヤマタケ |
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呼び名 | アカヤマタケ |
学名 | Hygrocybe conica |
分類 | ヌメリガサ科アカヤマタケ属 |
旬の時期 | 夏〜秋 |
採れる場所 | 各種森林内や竹藪、芝の上や草地 |
食べ方 | 毒キノコに分類されているため食用不可 |
似ているキノコ | 特になし |
アカヤマタケの特徴・見分け方
小さな山形のカサが特徴で、湿った環境ではカサにヌメリがあります。 ツカの内部には空洞があり、肉は白色ですが、古くなったり傷がつい他部分、指で押さえたりなどすると黒く変色します。 形状、変色があるため、見分けるのはあまり難しくありません。 似た種類にトガリベニヤマタケ、ヒイロガサ、ベニヤマタケがありますが、全て黒色の変色はありません。 色は個体により様々で黄色い個体もあったり、オレンジ色に近い個体もあります。
アカヤマタケの毒性
アカヤマタケは食用にも向いていると言われていますが、体質により中毒症状を起こすなどの事例もあり、現在は毒キノコとして分類されています。 中国でも食中毒が発生したという事例がありました。
アカヤマタケの中毒症状
正確な毒成分は発表されておらず、中毒症状は酒酔いに近い症状だと言われていますが、 詳細な中毒症状はあまり知られていないため、食べないようにしましょう。
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