山菜採りとは山や野原などの自然に自生している植物を採取することを言います。この山菜という呼び名は日本独自のもので、海外では植物のみでなく海産物や動物やキノコなども含めてForaging(フォアジング,フォレジング,狩猟,採集)などと呼ばれるのが一般的です。

山菜採りは春の人気レジャーの一つであり、初心者から上級者まで様々なターゲット、シチュエーションで楽しむことができます。また、とっておきのポイントは親兄弟にしか教えてはいけないなど、暗黙のルールが色々存在しています。

このページでは自分の経験や様々な情報を元に、山菜採りを楽しむための情報をまとめていますので参考にして下さい。

山菜とは?基礎知識を知ろう

山菜とは山野に自生している植物に対する日本固有の呼び名です。代表的なものに、コゴミ、タラの芽、フキノトウなどが挙げられます。
独特のクセやアクのあるものが多く好き嫌いがはっきりしますが、日本人には古くから親しまれてきた食べ物です。

山菜と野菜の違い

山菜とは山野に自生し食べることができる植物を指すのに対し、野菜は食べることを目的として畑や室内で栽培された植物のことを言います。明確な区分はありませんが、山菜の中にもウルイやタラの芽など食べるために栽培され、スーパーなどで販売されているものは野菜として扱われています。

山菜 = 山野に自生し、食べられる植物
野菜 = 食べることを目的に栽培された植物

このように考えるのと分かりやすいのではないでしょうか?

山菜と野草の違い

前述の通り、山菜とは山野に自生し食べることができる植物を指します。野草は山野に自生する植物の総称で、食用にならないものも含まれます。
食べられる野草の代表格にはノビルやヨモギなどが挙げられますが、これらは山菜の一種にも含まれています。

山菜 = 山野に自生し、食べられる植物
野草 = 山野に自生する植物の総称

野草の中には強い毒性を持ち、食用に不向きな植物も多数存在しています。食用として採集する場合は注意が必要です。

山菜採りの歴史

山菜採りの歴史は5,000年以上前にもさかのぼると言われ、日本では最大の縄文遺跡である三内丸山遺跡からタラの芽の種が発見されています。
万葉集の和歌にも山菜が多く含まれており、

  • 君がため 春の野に出で 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
  • せりなずな ごぎょうはこべ ほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草

特に七草の和歌は、現代でも覚え歌として親しまれています。

山菜採りで採れる種類は?似ている毒草も把握しよう

山菜採りをする上で重要になるのが採る対象です。
野山には非常に多くの植物が自生しており、見た目は食べれそうでも食べれない毒のある植物が多数存在しています。

食用の山菜としては日本国内で300種類以上あると言われていますが、中には見分けるのも難しい品種もあるため、当サイトで、代表的な山菜を紹介しています。

山菜採りで採れる食べられる山菜

山菜採りで人気のある代表的な山菜には以下の品種が挙げられます。

これらの山菜は採るのも比較的簡単で、他の植物とも間違えにくいので初心者にもオススメできます。

食べられる山菜は非常に多くの種類がありますが、その中でも自分自身が大好きで美味しいとおすすめできる山菜はこちらになります。

中には見分けるのが難しい山菜もありますので、判別できない植物は採らないようにしましょう。

山菜採りで注意したい食べられない植物・毒草

採って楽しく食べて美味しい山菜ですが、注意しないと危険な毒草を食べてしまう危険もあります。
毎年食中毒者が発生する危険なレジャーなので、危険な植物は絶対に採らないようにしましょう。

山菜採りでよく誤食される毒草には以下の植物が挙げられます。

  • ドクゼリ(セリと間違える)
  • トリカブト(ヨモギと間違える)
  • ウルシ(たらの芽と間違える)

この他にも、ギョウジャニンニクがスイセンに似ていたり、フキノトウがハシリドコロに似ていたりと、危険な植物が多く存在しています。
少しでも怪しいと感じた場合は、必ず詳しい方に確認するか採らないようにしましょう。

山菜採りの服装や道具は?役立つナイフ等の小物を知ろう

山菜採りで最適な服装

山菜採りは、動きやすく丈夫な服装が適しています。
登山服などでも構いませんが、たらの芽を採る時にヤブに入ったり、水辺の山菜を採る時に泥だらけになることもあります。
汚れてもよく動きやすい服装が最適なので、作業着やツナギなどを着て行うことをおすすめします。

理想の服装は以下の通りです。

  • 作業着 or ツナギ
  • トレッキングシューズ or スパイク付きの足袋・長靴
  • 帽子

山菜採りで便利な小物・道具

山菜採りは素手でも楽しめるレジャーですが、汚れたり怪我をするリスクがあるため、最低限以下の道具があるとスムーズに行なえます。

  • 軍手
  • 100均のナイロン袋
  • カッターナイフ or 剪定バサミ
  • 飲み物

軍手があれば手の汚れも最低限で済みますし、100円均一のナイロンバッグは汚れても気にならず、洗って何度も使えるのでオススメです。
タラノキのようにトゲのある茎から採る際は、カッターナイフや剪定ばさみがあると怪我をすることもなく採ることができます。

また、以下のような小物があるとより山菜採りを楽しむことができます。

  • 登山リュック or 背負い籠
  • 腰袋
  • 熊鈴
  • アウトドアナイフ
  • 登山アプリ
  • 軽食・非常食

山菜採りでは、いつ群生地帯が見つかるか分かりません。採りすぎるのもよくありませんが、大きめの入れ物を持っていればいざという時にも安心です。

また、ワラビ採りのように、地面に生えている山菜を採るときは腰袋があると便利です。その都度リュックに入れる手間を省くことができます。

山菜採りで山に入る際は、クマやサルといった危険な動物に遭遇するリスクを伴います。熊鈴があれば、人間が来たことをいち早く動物に伝えることができるので、不意の接触を防ぐことができます。

なお、毎年山菜採りで行方不明になったり、不意の事故に遭遇する人が後を絶ちません。いざという時のためにも、GPS機能付きの登山アプリで現在地を確認できるようにしたり、非常食を用意するなどリスク管理は自分自身で行いましょう。

山菜採りの時期や場所は?山菜の特徴を知ろう

山菜は種類によっては一年中採ることもできますが、基本的には植物が芽吹く春に採れる品種がほとんどです。
季節ごとに採ることができる山菜をまとめましたので参考にしてください。

山菜採りの注意点は?危険な動物や場所を把握しよう

山菜採りでは危険な動物に遭遇したり、不慮の事故に遭うリスクもあります。事前に遭遇する可能性のある動物・生き物や、危険な場所について把握しておきましょう。

山菜採りで自分が実際に遭遇した危険な生き物を以下に挙げてみます。

  • ニホンザル
  • ツキノワグマ
  • マムシ
  • ヤマカガシ
  • アオダイショウ
  • シマヘビ
  • ヤマビル

特にクマに関しては、命を落とす危険性もあります。仮に見かけたとしても、むやみに近づいたりすることは避けましょう。

上記に挙げた以外にも、地域によって危険な生き物が生息しています。

  • ヒグマ
  • ニホンイノシシ
  • マダニ

どれも非常に危険なので、山菜採りをする際は十分注意するようにしましょう。

こちらのブログでは、日本全国のクマ出没情報を更新しているのでぜひ参考にしてください。
クマ出没情報ブログ




通販で美味しい天然山菜が食べられます

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    こちらのお店は新潟県産の有機農産物を中心に販売しているお店です。山菜に関しては天然物にこだわり実際に山菜採りに行っている方の顔が見えるほか、山菜を採っている様子を写真や動画で紹介していることから、安心して購入することができます。山菜料理のレシピも同梱されているので料理や下処理に関しても万全です。

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