ウラムラサキとは?

ウラムラサキとは全体が紫色をしたキツネタケ属のキノコ。
「ウラ」とはひだのこと。ここが紫色なのが名前の由来です。
5千円札の顔となった樋口一葉の晩年の作品の題名としても「うらむさき」がありますが、こちらは女性の不倫の題材などから花のウラムラサキを指していると思われます。
形はキツネタケに似た形をしています。小さくて肉も薄いのでキノコ狩りの対象にはなりにくく、食用にも向きません。

名前ウラムラサキ
呼び名ウラムラサキ
学名Laccaria laccata
分類ムラサキシメジ属
旬の時期夏~秋
採れる場所各種林内、畑、庭、道端など
食べ方食用に向かない
似ているキノコキツネタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、サクラタケ

 

ウラムラサキの特徴・見分け方

傘の径が2㎝前後の小さなキノコです。全体的に紫色で、とくにヒダは退色しにくく、透明感のある色を長く保ちます。
湿った環境では色が濃くなり、乾いた環境では灰褐色を帯びます。
柄は上から下まで太さはほぼ同じで、根元は色が薄くなります。
傘の真ん中はくぼみます。
若いうちは傘は平らな饅頭型をしていおり、成熟すると傘のフチの部分が裂けることがあります。
単生していたり散生していたりします。

 

ウラムラサキの注意点

柄の表面には繊維状のスジが入っており、内部は空洞となっています。
キツネタケは食べることができるキノコですが、ウラムラサキは硬くて肉も薄いので食用には向いていません。
そのためか調理法も確立されておりません。
また繊維質が多いので食べ過ぎると消化不良などの症状が起こるとされています。

ウラムラサキのレシピ

食用に向かないため、レシピはございません。

 

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