スギエダタケ【杉枝茸】とは?
スギエダタケは主に、スギの枯れ葉や倒木から生えるキノコです。漢字で書くと「杉枝茸」、その名前の通りの生態をしているわけですね。発生時期は秋から冬にかけて。透明感のある美しい白色がなんとも特徴的です。サイズはそれほど大きくはありませんが、歯切れが良く味にクセもない、とても食べやすいキノコです。
名前 | スギエダタケ【杉枝茸】 |
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呼び名 | スギエダタケ【杉枝茸】 |
学名 | Strobilurus ohshimae |
分類 | ハラタケ目タマバリタケ科 |
旬の時期 | 秋~晩秋 |
採れる場所 | スギの落ち葉や倒木 |
食べ方 | 和え物、炒め物、汁物など |
似ているキノコ | マツサカキノコモドキ |
スギエダタケ【杉枝茸】の特徴・見分け方
スギエダタケの特徴はやはりその白色。美しい白色のカサを持ち、日光が当たるとやや透明になる、幻想的な一面も持ちます。柄は黄土色。
カサは径2cm前後とそれほど大きくありません。山の中でちょこんと群生しているスギエダタケはなんとも可愛らしい雰囲気で、写真家にも人気のキノコです。
スギエダタケは秋から晩秋にかけて、寒さが本格的になり始めたころに発生しはじめます。生える場所は主にスギの落ち枝や倒木。
生え始めは丸山形ですが、成長するにつれて平らに開いていき、中央が盛り上がり始めます。
よく観察するとカサ・柄、ともに細かい毛に覆われているため、そこで見分けるのもポイントです。
スギエダタケ【杉枝茸】の下処理・食べ方
スギエダタケは特に見間違えるような毒キノコもなく、キノコ初心者にもおすすめのキノコです。
少し薄暗い山でも、真っ白なスギエダタケはすぐに見つけられるかと思います。
ただキノコ自体が小さく、大量に群生しているわけでもないので、十分な量を採るのは少々難しいかもしれません。
1人分ならまだしも、家族分となるとかなり厳しいでしょう。
特にスギエダタケは寒くなってから生えるキノコ。
寒い中、探し回るのもつらいですよね。
スギエダタケを採りに行く際には、量には期待せず、十分な防寒を用意して臨みましょう。
スギエダタケ【杉枝茸】の調理法
スギエダタケは味にクセがなく、歯切れのよいキノコです。味噌汁やお吸い物の具にしてもいいですし、酢の物としても美味しくいただけます。炊き込みご飯に入れても豊かな食感を与えてくれますし、お鍋や茶わん蒸しの具としてもおススメです。あんかけにして中華丼にしてしまうのもいいですね。とにかくどんな料理にも活躍してくれます。
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