アカモミタケとは?

夏から秋の時期にモミ属の森林に発生します。

直径は5センチから15センチほどの中型サイズのキノコです。

モミ属の森林に群生しますので、一つ見つけることができれば周辺にも多数発生している可能性が高く、一度で大量のキノコを採取できます。

人気の要因は、初心者でも見分けやすく、たくさん採れ、味も良いことが挙げられます。

名前アカモミタケ
呼び名アカモミタケ
学名Lactarius laeticolorus
分類ベニタケ科チチタケ属
旬の時期夏から秋
採れる場所モミ属の森林
食べ方シチューやバター炒め、キノコの炊き込みご飯など
似ているキノコドクササコ(毒)、ハツタケ、キチチタケ

アカモミタケの特徴・見分け方

見た目は全体的に淡橙黄色でヒダの部分は綺麗なオレンジ色しているのが特徴です。

アカマツ林に見られるアカハツによく似ていますが、アカハツは傷をつけた時に出てくる赤い乳液が、30分ほど経つと青緑色に変色するため見分けるのは簡単です。

アカモミタケも傷つけると朱紅色の乳液が出ますが、変色することはありません。

カサの部分は幼菌時は丸みを帯びた形をしていますが、成長するとカサの中心にくぼみができ、カサのフチが開きます。中には反り返る個体もあります。

 

アカモミタケの注意点

アカモミタケは非常に脆く、カゴの中に入れて山道を歩いているとボロボロと崩れてしまうこともあります。

せっかく採ったキノコが崩れてしまうと見た目が悪くなり残念な気持ちになるだけでなく、アカモミタケは傷がつくと乳液が流れ出てしまうので、持ち運ぶ際は他のキノコの下敷きにならないよう、注意して運びましょう。

 

アカモミタケの下処理・食べ方

採ってきたキノコを掃除する際に、取りきれない汚れなどは流水で洗うしかありませんが、傷のついたアカモミタケは傷から水と一緒に乳液も流れ出てしまいます。乳液には旨味成分が含まれていますので、できるだけ水を使わないように掃除をするのが、美味しく食べられる下処理のコツです。

シチューやバター炒め、キノコの炊き込みご飯など幅広い料理に活用できます。

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