コウタケとは?
コウタケとは「香茸」と呼ばれます。その名の通り香りがとてもよく乾燥させるとまるで醤油のような香りがします。
また「皮茸」とも呼ばれています。カサの表面の部分が獣の皮のような形状をしているのでそう呼ばれています。
最近ではフレンチレストランなどでも使われるようになり、質の良い国産品やフランスからの輸入品は高級品となりつつあります。
その特有の香りにファンも多く、人気のきのこです。
名前 | コウタケ |
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呼び名 | シシタケ、皮茸、香茸 |
学名 | Sarcodon aspratus |
分類 | イボタケ科コウタケ属 |
旬の時期 | 秋 |
採れる場所 | 赤松などの針葉樹の森林 |
食べ方 | ホイル焼きや天ぷら、焼き物など |
似ているキノコ | 特になし |
コウタケの特徴・見分け方
カサの大きさは10cm~20cmほどの大きさで比較的大きい部類です。アサガオの花のような形をしており、その中央は大きなくぼみがあります。
カサは茶褐色で表面は獣の皮のように鱗片が反り返っています。裏面、ハリには細いトゲがあるのも特徴でハリのいろは白色です。
ツカは太く短くて根元にいくにつれやや太くなっています。色はハリとほぼ同じか少し褐色がかっています。
赤松などの針葉樹や広葉樹の混じった林の中に列を作って発生します。落ち葉の色調にとても似ているので見分けにくいですが山の下側から上に向かって探していくと裏面のハリが目立つので見つけやすいでしょう。
コウタケの注意点
コウタケは焦げたススのような香りを発しますが、この香りにマムシが引き寄せられます。コウタケを見つけても不用意に取らず、木の棒などで周りにマムシがいないか確認しましょう。
生で食べると苦味があり吐き気を催すなどの中毒症状が出る可能性があります。コウタケは加熱して食べましょう。
コウタケの下処理・食べ方
乾燥させることによってコウタケは香りが増します。天日干ししたものをぬるま湯で浸して黒くなったら水を入れ換えます。これを水が黒くならなくなるまで行います。
これで下処理は完了です。
香りがいいので食べ方もバリエーションが豊富です。
ホイル焼き、天ぷらはもちろんですが、炊き込みご飯、リゾットにも適しています。香りが良いものが手に入ったらお吸い物もいいでしょう。レストランではキノコチップスにして提供しているところもあります。
コウタケのレシピ
絶対旨い香茸(コウタケ)のクリームパスタby aramasa
イタリア Maserin マッシュルームナイフ ローズウッド |