タマゴダケとは?
タマゴタケは鮮やかな赤色から毒キノコと思われがちですが、美味しく食べる事ができるキノコです。
旬は6月~10月で、野生で採れるキノコには珍しく生食が可能な事でも知られています。
タマゴタケは土の中から生まれる時に白い卵のような形状から割れて出てくることから名付けられました。
ヨーロッパでは皇帝のキノコとして高級食材として重宝されています。
名前 | タマゴタケ |
---|---|
呼び名 | タマゴタケ |
学名 | Amanita caesareoides |
分類 | テングタケ亜属タマゴタケ節 |
旬の時期 | 6月~10月 |
採れる場所 | 広葉樹林や針葉樹林の地上 |
食べ方 | 生食(幼菌)、揚げ物、焼き物 |
似ているキノコ | タマゴタケモドキ、ベニテングタケ |
タマゴダケの特徴・見分け方
タマゴタケは鮮やかな赤色が特徴で見分けやすいのですが、ベニテングタケという毒キノコと間違いがちなのでしっかりと違いを確認しましょう。
他にもタマゴタケのモドキもあるので採集には注意が必要です。
タマゴタケモドキはカサの色が黄色なので見分けがついますが、ベニテングタケとの区別は注意が必要です。
ベニテングタケは赤いかさの表面に白いイボがあるのが特徴的ですが、激しい雨の後にイボが取れてしまっていたり、稀なケースですがイボがないベニテングタケも発見されています。
イボのない赤いかさであっても、ベニテングタケの柄は白く、タマゴタケの柄は黄色いという特徴があるので、確実に見分けてから採集しましょう。
初めの内は慎重になる必要がありますが、慣れれば簡単に区別できるようになります。
タマゴダケの下処理・食べ方
タマゴタケはその鮮やかな赤色と形の壊れやすさからあまり流通しておらず、毒キノコと思われがちですが、生食もできる美味しいキノコです。
ただし生食に向くのは幼菌で、この頃はタマゴタケモドキと非常に似ているので確実に見分けられるようになるまではおすすめできません。
旨味が強い事で知られていますが、茹でると黄色い色素が煮汁に出るため、揚げ物や焼き物にするのが推奨されています。
下処理としては塩水に付けて虫を追い出す処理をした方が無難です。
タマゴダケのレシピ
シャレではありませんが、調理においては特に卵(鶏卵)との相性は良いとされ、スクランブルエッグやオムレツの具材にも向いています。
イタリア Maserin マッシュルームナイフ ローズウッド |