アキグミとは?
秋に果実が熟すことから「アキグミ」と呼ばれています。
2~3mの低木の落葉樹で、葉は白っぽい緑色、花は葉の周りに数個垂れ下がり咲きます。花ははじめ白色をしていますが、次第に黄色に変化していきます。
秋になると赤い実をつけます。よく見ると表面に、赤褐色と白色の毛をつけています。
小さな赤い実が、鈴なりになるのが特徴で、とてもかわいらしいです。
他のグミ類は楕円形をしていますが、アキグミは球形をしていて、大きさは6~8ミリ程度です。
完熟しているものの生食はできますが、タンニンを多く含んでいるので渋味があります。
花や果実を楽しむことができるため、一般家庭でも栽培されています。
アキグミには、食物繊維、カリウム、ビタミン、アントシアニンなどが多く含まれており、免疫力の強化、血圧低下、整腸作用、視力向上の効果が期待できます。
また、食用ではありませんが、葉はあせもに効くといわれます。
名前 | アキグミ |
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呼び名 | アキグミ |
学名 | Elaeagnus umbellata |
分類 | グミ科グミ属 |
旬の時期 | 花期4~6月、果実 秋 |
採れる場所 | 北海道道南以南、本州、四国、九州の日当たりの良い場所 |
食べ方 | 果実 生食、ジャム、果実酒 |
似ている木の実 | マルバグミ、マルバアキグミ |
アキグミの採り方
枝には鋭い棘があるので、十分注意してください。
果実は小さく、枝に鈴なりになります。
そのため葉からしごくようにして採ります。
しかし、果実が柔らかくてつぶれやすい上に触ると簡単に落ちてしまうため、優しく丁寧に採ります。
アキグミの下処理・食べ方
果実はよく洗いましょう。
完熟しているものは生食で食べられますが、渋味があります。
レモンなどを加えて果実酒にしたり、ジャムとして食べられます。
アキグミのレシピ
果実酒やジャムとして食べると美味しいです。
その他は、以下に人気のレシピを紹介します。
アキグミの栽培方法
花や果実が楽しめるので、庭木用として人気があります。
日当たりが良い場所を好みます。
肥料や手入れは特に必要がなく育てやすいです。
鉢植えは土の表面が乾いたら水やりをします。
庭植えの場合は、夏以外は水やりはいりません。
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