オシロイシメジとは?
オシロイシメジは以前は食用とされていましたが、毒性は不明ながらも胃腸系に対して弱い毒性があるという疑いがあるため、現在は有毒のキノコとされています。様々な調理に使えることが確認されていますが、危険を冒して食べるほどでもないでしょう。
このページでは、オシロイシメジの特徴や見分け方、注意点等を説明していきます。
名前 | オシロイシメジ |
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呼び名 | 白粉占地(読み方同じ)、オシロイカマリ(岩手県)、シロッコ(青森県) |
学名 | Leucocybe connata |
分類 | ハラタケ目キシメジ科シロヒメカヤタケ属 |
旬の時期 | 秋 |
採れる場所 | 北半球温帯の草地、広葉樹林、針葉樹林の地上 |
食べ方 | 消化器系の中毒を引き起こすため食用に向かない |
似ているキノコ | ミヤマオシロイシメジ |
オシロイシメジの特徴・見分け方
オシロイシメジは色々な木の林道や草地などの地上に発生し、束生や群生の例も多く見られるのが特徴です。傘、ヒダ、柄まで全体が白いことからおしろいをはたいたようなきのこというのが名前の由来となります。
若いうちは内部が詰まっていますが、生長につれて空洞ができていき、10cmほどの長さになります。傘はまんじゅう型から平たくなっていき、4cmから8cm、それ以上になることもあります。肉は薄く弾力がありながらも脆く、臭いにクセがあることで知られています。
オシロイシメジの注意点
オシロイシメジは市販のブナシメジと形が似ており、色も白いことから食用できそうに思ってしまいがちですが、前述の通り胃腸系に毒性があるので食用にはできません。
他のキノコにも言えることですが、食べ合わせやアルコールとの組み合わせによって中毒を引き起こす事があるので、はっきりと確認できない場合は手を出さない方が無難と言えます。
オシロイシメジを発見した時はその独特ともいえる白さを観賞するにとどめておきましょう。
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