自然薯(ジネンジョ)とは?

自然薯の歴史は古く、8世紀にはすでに食されていたようです。

栄養価も高く、収穫が難しいことで昔から高級品として扱われていました。

平安時代では貴族への献上品とされていたため、民はめったに食べることができないほどでした。

自然薯(じねんじよ)は多年草の一種で、やまのいもと呼びます。ごぼうを太くしたような細長い形をしています。長さは60cm~1m程になり直径は3~4cm位です。一般的な長いもより水分が少なくすりおろした時に粘りが強いのが特徴です。

自然薯は皮に傷などがなく重量感があって乾燥していない物がおすすめです。

スラっと真っすぐに伸びたものは扱いやすく、ゴツゴツしたものは粘りと風味がとても強いと言われ、自然薯は昔から疲労回復によいとされています。

 

また、9月ごろになると自然薯の葉や蔓の部分にムカゴという自然薯の種にあたる物ができます。

こちらも茹でるなどの調理をすれば食べることができます。

名前ヤマノイモ
呼び名自然薯(ジネンジョ)山芋(ヤマイモ)自然生(ジネンジョウ)
学名Dioscorea japonica
分類ヤマイモ科ヤマノイモ属
旬の時期11月~1月
採れる場所光の当たる場所や切り開かれた里山の境目 小道の脇
食べ方とろろ 揚げ物 酢の物 蒸し物 お好み焼き
似ている山菜トコロ(オンドコロ)ナガイモ 葉 オニドコロ

自然薯(ジネンジョ)の採り方

芋を掘るには深い穴を掘らないといけないので、なるべく斜面の所で掘り棒のような鉄の棒で先が平らになった物を使います。

芽の端を残して穴を埋める時に一緒に埋めておくと翌年も芽が育つので収穫する事ができます。

服装は長袖長ズボン、皮の手袋を使います。

 

自然薯(ジネンジョ)の下処理・食べ方

自然薯の下処理はひげ根をガスで直火であぶり焼きした後に、タワシで良く洗います。

自然薯の皮は薄いのでそのまま皮ごとすりおろしても大丈夫です。

食べ方は生のまま短冊切りにして、わさび醤油で刺身として食べたり、とろろご飯やとろろそばなどの上にのせたり味噌汁の具にしたりして食べるのが一般的な食べ方です。磯辺揚げなどにしても美味しく、またお好み焼きを作る時に生地にとろろを少し加えるとふんわり焼けます。

色々な調理法が試せる楽しい食材ですので、是非いろいろ試してみてください。

自然薯(ジネンジョ)のレシピ

♡贅沢♡自然薯汁♡簡単!

https://cookpad.com/recipe/4816385#

簡単☆ふわもちサックリ♡自然薯の磯辺揚げ

https://cookpad.com/recipe/4208619#

祝検索1位☆生めかぶと自然薯のとろろご飯

https://cookpad.com/recipe/3649983#

自然薯と、納豆+チーズで、焼く!

https://cookpad.com/recipe/2037014#




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