ヒイロチャワンタケ【緋色茶碗茸】とは?

道端などの地上、砂利道や粘土質の草のない地上に発生します。
鮮やかな色で、若いうちは浅い椀形、成長すると次第に皿形になります。
オレンジの皮に似ていることから海外では通称「オレンジピールの菌(orange peel fungus)」と言われています。
ドイツでは食用に向かないとされていますが、フランスでは食べると言われているなど地域によって様々です。
ドイツでも同様に食用に向かないとされていますが、フランスでは食べると言われているなど地域によって様々です。
和名は「緋色茶碗茸」と表現されます。
名前ヒイロチャワンタケ
呼び名ベニチャワンタケ
学名Aleuria aurantia (Pers.) Fuckel
分類チャワンタケ綱チャワンタケ目ピロネマキン科ヒイロチャワンタケ属
旬の時期初夏~秋
採れる場所各種林内の道端などの地上
食べ方食用には向かない
似ているキノコ特になし

 

ヒイロチャワンタケ【緋色茶碗茸】の特徴・見分け方

鮮やかな色をしていて肉は薄くてもろくなっており、柄はなく中央付近で地面に固着して発生します。
草の少ない地上に群生します。多数が押し合うように集合して群生するためゆがんだ形になることが多いです。
子実体は直径1~6㎝ほどで表面はなめらかで艶があります。裏側はやや白っぽい色をしています。

ヒイロチャワンタケ【緋色茶碗茸】の注意点

食用に向く香りや食感はありませんが、特によく似ている有毒なキノコもないことから美味ではないものの食用にしても問題はないようです。
酢の物やカルパッチョやサラダにする方法もあったり、またフランスではブランデーと砂糖をまぶしてお菓子として食されることもあります。
発生地として日本各地、海外ではインド、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパに広く分布しており世界的に発見されています。
O型の血液にヒイロチャワンタケのエキスを入れると反応し、凝固反応や溶解反応の性質を持っているとされていおり、ヒイロチャワンタケを研究で使っていたという情報も確認されています。
このことから毒性は確認されていないながらも予期せぬ作用があるかもしれませんので、食用には十分に注意が必要です。

ヒイロチャワンタケ【緋色茶碗茸】のレシピ

食用に向かないためレシピはありません。

 

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