ハルシメジとは?

ハルシメジはイッポンシメジ科イッポンシメジ属のキノコです。春ごろになると、サクラやウメなどのバラ科の木の近く、果樹園の近くなどに群生します。名前の通り、春に旬を迎えるキノコです。

4月ごろ~5月にかけて、桜が散り始めるころに旬を迎えます。

 

またキノコの味覚の王者「シメジ」にもよく似ていることから、別名「シメジモドキ」ともいわれています。ですがモドキといっても、ハルシメジも立派な食用。特に歯切れが良く、食感を活かした調理法で食べられています。

名前ハルシメジ
呼び名ハルシメジ
学名Entoloma spp.
分類イッポンシメジ属
旬の時期春(4~5月前後)
採れる場所サクラ、ウメなどのバラ科植物の樹下
食べ方和え物、炒め物、汁物など
似ているキノコクサウラベニタケ、イッポンシメジ (いずれも毒菌)

ハルシメジの特徴・見分け方

ハルシメジの見た目は、よりどころにする木によって少し変わります。例えばウメ樹下に発生したハルシメジは、カサが濃い褐色、肉は白色です。一方でサクラ樹下に発生したものは、肉の色こそ同じ白ですが、灰色のカサと、やや薄ピンクのかかったひだを持ちます。

 

またイッポンシメジ科に属しているだけあって、イッポンシメジとよく似ています。またクサウラベニタケとも似ていますね。これらは毒キノコとして知られており、注意しなければなりません。

 

イッポンシメジは秋のキノコのため、ハルシメジと見間違うことは少ないかもしれません。ですがクサウラベニタケは5月~6月ごろ、広葉樹林・針葉樹林下に生えます。発生時期がほんの少しずれていますが、その年の気温や雨量によっては例年より早く育つこともあるため、油断はできません。

 

ハルシメジの注意点

生えている場所によっては、農薬に気を付けなければなりません。自然の中に生えたハルシメジは問題ないのですが、果樹園の近くに生えたハルシメジ、公園などの手入れされたサクラ樹下・ウメ樹下に生えたハルシメジには注意しましょう。これらの場所は農薬が散布されていることが多いためです。ハルシメジは農薬を内部にため込んでしまうため、それを食すると体に悪影響が出てしまう可能性があります。

ハルシメジの下処理・食べ方

ハルシメジは食感を活かした調理方法が適しています。汁物や煮物、あるいはマリネやピクルスなど、様々な調理方法があります。ただしよく火を通さないと中毒症状が出る場合があるので、注意が必要です。

 

ハルシメジのレシピ

レシピが出来次第更新いたします。

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