ヤマブシタケ(山伏茸)とは?
外見が山伏が身に着けている梵天や胸飾りに似ていることから名前の由来があります。地方によってはウサギタケ、ハリセンボン、ジョウコタケと呼ばれています。日本国内以外でも北半球の温帯地域でたくさん採取することができ、食用としてとても人気のあるきのこです。地域限定で栽培されたものが一般販売されており、採取以外でも容易に入手できるようになりました。抗ガンや生活習慣病改善の効能があるとして研究されており、サプリメントや健康食品としても注目を集めています。現在では原木や菌床による人工栽培も可能で、生鮮や乾燥されたものが流通されています。
名前 | ヤマブシタケ・山伏茸・ウサギ茸 |
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呼び名 | ヤマブシタケ |
学名 | Hericium erinaceum |
分類 | サンゴハリタケ科 サンゴハリタケ属 |
旬の時期 | 夏から秋 |
採れる場所 | ミズナラや半分枯れたブナなどの広葉樹林 |
食べ方 | 汁物・和え物 |
似ているキノコ | サンゴヤマブシタケ |
ヤマブシタケ(山伏茸)の特徴・見分け方
最大で20センチメートルから25センチメートルほどにもなる大型のきのこです。柔らかな白い房状のトゲを丸い形に垂らした様子は、逆さまにしたハリネズミのようにも見えてきます。幼い頃は真っ白な色をしていますが時間の経過とともに茶褐色または黄褐色を帯びた色へと変化してゆきます。樹木の比較的高い幹から発生している姿が多く見受けられます。肉は柔らかで、内部に無数の穴が存在しておりスポンジのようになっています。
ヤマブシタケ(山伏茸)の注意点
ヤマブシタケは雨風に晒すと味も風味が落ちてしまうので天候には注意しましょう。雨など天気の悪い日を避けて採取するようにするとよいです。あまりサイズが大きくないもののほうが食用として美味しくいただけます。サイズは大きくても直径およそ10センチメートルほどがベストでしょう。
ヤマブシタケ(山伏茸)の下処理・食べ方
柔らかく、上品で独自の風味が特徴的なきのこです。酢の物として調理すると美味しくいただくことができます。茹でて細かく刻み、サラダにトッピングするなど食用として常食することで健康効果を発揮してくれます。
ヤマブシタケ(山伏茸)のレシピ
イタリア Maserin マッシュルームナイフ ローズウッド |