ヒカゲタケ【日陰茸】とは?

ヒカゲタケはワライタケとほぼ見分けがつかないほどワライタケにそっくりなキノコです。

幻覚性中毒症状を起こす毒性を含むため、毒キノコとして分類されています。

主に馬や牛の糞や、畑の堆肥などの地上に発生します。

名前の由来は主な発生場所が日陰だからだと言われています。

 

名前ヒカゲタケ
呼び名ヒカゲタケ
学名Panaeolus sphinctrinus
分類ハラタケ目 オキナタケ科 ヒカゲタケ属
旬の時期春~秋
採れる場所牧草地や牛馬の糞や畑の堆肥
食べ方毒があるため食用には向かない
似ているキノコワライタケ(毒)、サイギョウガサ(毒)

 

ヒカゲタケ【日陰茸】の特徴・見分け方

カサは濃い灰色をしており、柄は細く長いのが特徴です。

カサは成長しても2cmほど、柄の太さは上から下までほぼ変わらず、長いものでは12~13cmほどになります。

ワライタケと非常によく似ているため区別が付きづらく、成長すればヒカゲタケのほうが少し長い事で見分けることができます。

ワライタケの時期・見分け方・毒性・中毒症状

 

ヒカゲタケ【日陰茸】の毒性・注意点

ヒカゲタケもワライタケと同じく、幻覚作用や体温や血圧上昇、しびれ、呼吸や脈拍の異常などの中毒症状を引き起こすシロシビンという成分が含まれています。

症状が無くなった数日後でも症状が再び現れる場合もあり、非常に危険な毒成分を持つキノコだと言えます。

 

ヒカゲタケ【日陰茸】の下処理・食べ方

中毒症状が起こるキノコですので、食用にはしないでください。

また、幻覚作用を引き起こす成分が含まれている為、故意にでは無くても採取することで法に触れる可能性があります。

決して採取、摂食をしないようにしてください。

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