キイロスッポンタケとは?
スッポンタケ類の特徴として、傘の部分にクレバと呼ばれる悪臭のする粘液を持つことが知られ、虫を引き寄せて胞子を運ばせます。
比較的広く分布しますが個体数は少ないとされており、京都ではすでに絶滅していると考えられています。
名前 | キイロスッポンタケ |
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呼び名 | キイロスッポンタケ |
学名 | Phallus flavocostatus |
分類 | スッポンタケ目 スッポンタケ科 |
旬の時期 | 夏~秋 |
採れる場所 | 広葉樹の朽木、林内の地上など |
食べ方 | 食用には向かない。 |
似ているキノコ | ヒメスッポンタケ |
キイロスッポンタケの特徴・見分け方
幼菌は卵型で淡黄色~白色で、大きさは3cmほど。
胞子は楕円形で柄の色は乳白色または黄色がかる事もあり、傘部は緑っぽい褐色をしています。
成長すると高さ10cmほどになります。
スッポンタケの仲間は成長が早い事でも知られ、子実体が伸び始めると3時間ほどで15cmにまで伸びる事もあり、1日でしおれてしまいます。
キイロスッポンタケの注意点
前述の通り、傘部グレバと呼ばれる悪臭を放つ粘液で覆われていますので、安易に触れないようにしましょう。
食毒不明とされていますが、柄の部分を可食とする意見もあります。
しかし特に必要がなければ食用にすることはないでしょう。
柄部分を採取するときはグレバが付着しないように注意が必要です。
中華の高級食材であるキヌガサタケとは近縁なので処理の仕方によっては美味しく食べる事ができるかもしれません。
キイロスッポンタケのレシピ
食毒不明のためレシピはありません。
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