ワライタケとは?

ワライタケは世界中に広く見られる毒キノコで、日本でも本州をはじめ北海道、沖縄でも生育しています。

日本で最も古い記録としては、大正時代の石川県における文献の中でその幻覚作用が記されています。

食べると幻覚作用で笑うというのがワライタケの語源ですが、顔面の神経が刺激されることによって顔が引きつり、笑っているように見えるだけという説もあり、本人は楽しいのではなく苦しんでいるとも考えられています。

名前ワライタケ
呼び名ワライタケ、おどりたけ、ばふんのきのご(秋田方言)、きじゃきじゃもだし(秋田方言)
学名Panaeolus papilionaceus
分類ハラタケ目 オキナタケ科 ヒカゲタケ属
旬の時期春~秋
採れる場所牧草地や牛馬の糞や畑の堆肥
食べ方毒があるため食用には向かない
似ているキノコヒカゲタケ(毒)、サイギョウガサ(毒)

 

ワライタケの特徴・見分け方

傘の大きさは2~4cm、中空の柄の長さは5~10cmほどで、濃い灰色から灰褐色、ヒダは灰色から黒っぽい色をしています。

傘は半球から円錐に開いていき、縁が細かく裂けていきます。

やや臭みがあり、春から秋にかけて牧草地や芝生の牛馬の糞や畑の堆肥から発生します。

群生することもありますがパラパラと生えることもあります。

 

ワライタケの毒性・注意点

前述の通り食べると幻覚作用や体温や血圧上昇、しびれ、呼吸や脈拍の異常などの中毒症状が発生します。

これらはシロシビンという成分によって引き起こされ、症状が治まってからもフラッシュバックに悩まされることもあるという、非常に危険なキノコと言えるでしょう。

 

ワライタケの下処理・食べ方

幻覚作用のある毒がありますので、食用に向かないどころか売買はもちろん、故意での採取や所持も法律で罰せられます。

決して採取、摂食をしないようにしてください。

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