ミツバウツギ(三葉空木)とは?

ミツバウツギは三種類の総称として使われていますが、ミツバウツギがその代表です。

日本にある三種類はゴンズイ、ショウベンノキ、ミツバウツギですが宮崎県では三種類全てを見ることができます。県内の山地よりに多く見られ、地味で目立つ樹ではありませんが果実の時期は、変わった形になるので目立ちます。

ミツバウツギは北海道から九州 朝鮮 中国にも生える落葉の低木で谷が平野に適度に水分が流れる場所に生えている事が多いです。

名前の由来は「三つ葉の空木」であり幹の中心がうつろになっている木であるとの意味を持ちます。

「コメノキ」とも言われ、昔は米の量をかさ増しするためにミツバウツギを一緒に炊き、食されていたという記録も残っています。

5月~6月にかけて5弁の芳香がある白い花を咲かせます。枝がウツギのように空洞になっています。

 

名前ミツバウツギ
呼び名ミツバウツギ、三葉空木、コメノキ
学名staphyleabumalda
分類ミツバウツギ科ミツバウツギ属
旬の時期5月〜6月
採れる場所山地 森林 低い山
食べ方おひたし 天ぷら 油炒め
似ている山菜ウツギ ヒメウツギ

ミツバウツギ(三葉空木)の採り方

脚立や長枝切りばさみを使わないで素手で届く範囲1m~2mの5センチに満たない新しい葉を摘み取ります。

ミツバウツギ(三葉空木)の下処理・食べ方

若葉は食用になるので山菜として利用されています。淡白でアクや苦みが無い山菜です。ミツバウツギの開いたばかりの若葉にはほんのりといい香りがします。この若葉を和え物やおひたしにすることが多いです。その他の食べ方は煮物にしたり天ぷらや味噌汁の中に入れたりします。

後は味付けをして煮たものをご飯に混ぜて食べるのも美味しいです。

 

ミツバウツギ(三葉空木)のレシピ

ミツバウツギの新芽を茹でて水にさらしてからおひたし、和え物や酢の物にして食べます。

ミツバウツギと他の山菜と一緒に天ぷらにして食べる食べ方もあります。

 

 




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