サルナシの時期・採り方・食べ方・レシピ・栽培方法

サルナシとは？

サルの好物の梨に似ていることから「サルナシ」と呼ばれています。野生の木の実では一番おいしいといわれます。

蔓は赤茶色で、成長すると色が濃くなり樹皮がはがれます。

果実は緑色で皮が薄く、無毛で大きさは2～3センチ程度であり、毛がない点を除けばキウイフルーツによく似ています。

果実の断面も黄緑色で中心が白く、その周りに黒い種があり、キウイフルーツのミニチュア版といったかんじです。

味は皮に酸味があり果肉が甘いため、一緒に食べると美味しいです。

ペクチン、鉄分、カリウム、ビタミン、食物繊維を多く含み、疲労回復、整腸、貧血予防などの効能があります。

 

名前	サルナシ
呼び名	サルナシ、シラクチカズラ、シラクチヅル、コクワ、ベビーキウイ
学名	Actinidia arguta
分類	マタタビ科マタタビ属
旬の時期	9月下旬～11月上旬
採れる場所	本州中部の標高700～1400ｍ程度の沢筋から斜面上部、本州中部以南の標高600ｍ以上の山岳地帯
食べ方	熟れた果実は果実酒、生食、ジュース、砂糖漬け
似ている木の実	マタタビ

サルナシの採り方

「幻の珍果」といわれるほど、サルナシを見つけるのは難しいです。

サルナシの木は山の中に多くありますが、実をつけている木がほとんど無いからです。

見つけたら、蔓が果実に当たらないように丁寧に持ちましょう。そして、果実に傷をつけないように丁寧に収穫します。

皮にしわができているものが完熟していて食べごろです。

 

サルナシの下処理・食べ方

果実をきれいに洗いましょう。

熟した果実は皮ごと食べられます。

ヨーグルトやアイスにトッピングしたり、お弁当やサラダの飾りつけにもできます。

その他には、お酒や砂糖に漬けて、果実酒、ジュース、砂糖漬けで食べます。

 

サルナシのレシピ

・生食でサラダや、デザートのトッピングにも重宝されます。

その他は、以下に人気のレシピを紹介します。

サルナシの果実酒

サルナシのジャムを使ったケーキ

 

 

サルナシの栽培方法

日当たりが良い場所を好みます。

水はけ、水持ちがよい土に植えます。

肥料は、鉢植えは2月、7月、10月に、庭植えは2月、10月に施肥します。

水やりは鉢植えには土の表面が乾いてからあげます。庭植えは、真夏以外は水やりの必要はありません。

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