オニナラタケとは?
1992年に科学雑誌「ネイチャー」に世界最大の生物が発見されたという趣旨の論文が掲載されました。
ミシガン州の森林に発生しているオニナラタケが、世界で最大の生物であるという内容です。
その広さは約9㎢、東京ドーム690個分ほどの大きさです。推定重量600t以上、推定年齢は2400歳とされています。
これは同じDNAの菌糸からなっているので、ひとつの生物(植物も生物)と定義されています。
名前 | オニナラタケ |
---|---|
呼び名 | ツバナラタケ |
学名 | Armillaria ostoyae |
分類 | ハラタケ目タマバリタケ科ナラタケ属 |
旬の時期 | 秋〜晩秋 |
採れる場所 | ミズナラやカラマツの切り株などから |
食べ方 | 必ず茹でこぼしてから調理する |
似ているキノコ | ナラタケ |
オニナラタケの特徴・見分け方
傘は径4~14㎝、円錐形でのちに扁平になります。
傘と柄にササクレがあり、ツバもあります。
ナラタケに似ていますがもっとがっちりした感じのキノコです。
表面は赤褐色や暗褐色をしています。
オニナラタケの食べ方
オニナラタケは汁物と相性が良いです。
必ず別の鍋で茹でこぼしてから調理するようにしましょう。
旨味の強い出汁が出るので、ゴボウなど香りの強い根菜にも負けない香りを残してくれます。
味噌汁やなべ料理にオススメです。
オニナラタケの中毒症状
大量に摂取すると、下痢や嘔吐の症状が出たという報告例もあるようです。
体質や体調によっても当たる当たらないがありますので、必ず茹でこぼしてから食べることが推奨されます。
|
|
|