エセオリミキ

エセオリミキとは?

「エセ」は偽物そのままの意味で「オリミキ」はナラタケのことを指します。

つまり偽物のナラタケという

傘はまんじゅう型から平らなまんじゅう型、成長が進むとそり返るように傘が上向きに開きます。

発生時は赤褐色ですが、乾燥するとフチが白色に変色します。

エセオリミキ

 

名前エセオリミキ
呼び名エセオリミキ エセナラタケ
学名Collybia butyracea
分類ハラタケ目 ツキヨタケ科 アカアザタケ属
旬の時期
採れる場所広葉樹や針葉樹の樹林
食べ方汁物など
似ているキノコナラタケ

 

エセオリミキの特徴・見分け方

ナラタケにそっくりで発生時は群生するため、見分けが難しいきのこです。

エセオリミキは非常に脆く、傘が裂けやすいのが特徴で、柄の中は空洞、根本は菌糸毛に覆われています。

無味無臭で水分が多く、脆くあまり歯応えも無いため食用にはあまり向きません。

食用にする場合は強めに味付けを行うか、汁物などに少量使うぐらいがいいかもしれません。

 

エセオリミキの調理方法

土がついている場合は軽く洗うか、ブラシなどで掃き取ります。

無味無臭のため他の食材と炒め物にするか、汁物などに入れるのがオススメ。

ブラシ付きのマッシュルームナイフはきのこ採取の際に1本持っているととても重宝します。

ぜひ一本は持っておきましょう。