カヤタケとは?

カヤタケは各種林内草地や、ススキの群生地などに発生するキノコです。

傘は4~8cm、初めは平、中央が少し窪む程度ですが、成長すると漏斗状になります。

柄と傘は肌色をしており、ヒダは淡い黄色で、大きいヒダの間に小さいヒダがやや密に、柄に垂れるようになります。

古くから食用とされていましたが、近年若干の毒性(ムスカリン)が確認されているため、食用にするのは避けた方がいいかもしれません。

ムスカリンはかの有名なベニテングダケに入っている毒です。

カヤタケには微量しか入っていないため食べる事で命を落とすことはありませんが、大量に摂取した場合腹痛や吐き気、呼吸困難などの中毒症状が発生する可能性があります。

ですが、市販の図鑑では茹でこぼす事で食用可能と記述もあります。

 

安易に手を出さず、必ず専門家に相談しましょう。

名前カヤタケ
呼び名アケボノシメジ サカヅキモタシ
学名Clitocybe gibba
分類キシメジ科 カヤタケ属
旬の時期
採れる場所各種林内やススキ群生地の地上
食べ方若干の毒性があり、必ず茹でこぼしてから調理
似ているキノコドクササコ(毒)、ホテイシメジ(毒)

 

カヤタケの特徴・見分け方

ドクササコ(毒)、ホテイシメジ(毒)と非常によく似ているため、安易に採取しない方が無難です。

ドクササコは柄の中が空洞ですが、カヤタケは詰まっています。

きのこを割ることで確認可能です。

また、カヤタケは柄の根本が菌糸で覆われているため、こちらも見分けるポイントとなります。

ドクササコは形が非常ににているため、注意が必要です。

 

カヤタケの調理方法

前述でもお伝えしている通り、カヤタケには若干の毒性が確認されています。

ドクササコやホテイシメジと間違えて食べてしまう誤食の可能性もあるため、必ず専門家を頼りましょう。

一般書籍の記述通り、食べる際には茹でこぼす必要があり、一度茹でこぼしてから調理するようにしましょう。

味自体はとても美味で、天ぷらや炒め物、味噌汁や茶碗蒸しなどがオススメです。

 

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