たらの芽とは?
たらの芽(タラノメ)とは、ウコギ科に属するタラノキの若芽を呼びます。山菜採りで非常に人気のある山菜で、春になるとスーパーにも栽培物が多く並びます。
前述のように、地方の山間部ではたらの芽の栽培も行われているほど、食卓にも馴染みの深い山菜です。山菜の王様と呼ばれるほど人気があり、天ぷらで食されることが多いのも特徴です。
山菜採りでは1本の木で1~2個しか採れないためか、採れた時の嬉しさが大きく、時期になると多くの山菜ハンターがタラの芽を狙って山に入ります。
名前 | たらの芽 |
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呼び名 | タラの芽,タラノメ,たらのめ,楤芽 |
学名 | Aralia elata |
分類 | ウコギ科タラノキ属 |
旬の時期 | 4月~5月 |
採れる場所 | 山間部や里山の日当たりの良い場所。藪の中にも多い。 |
食べ方 | 天ぷらが一番人気ですが、炒め物やおひたしにしても美味しいです。肉料理との相性も抜群です。たらの芽はコクがありますが、風味は他の山菜に比べて弱いので、濃い目の味付けもよく合います。 |
似ている山菜 | ハリギリとよく間違われます。漆などと間違える人もいるので、初心者の人は注意しましょう。 |
たらの芽の採り方
山間部や里山の日当たりの良い場所に生えています。繁殖力が強い木なので、1本あるとその周辺にも生えていることが多いです。
木には大きなトゲが生えており、迂闊に掴んでしまうと流血します。革手袋などがあると安全に採ることができます。
たらの芽の時期
本州の平野部では4月の早い頃から採れ始め、山間部では6月くらいまで採ることができます。
たらの芽の見分け方
木を見ると大きなトゲがあるので分かりやすいです。ハリギリの木と間違えることもありますが、トゲを見るとハリギリのトゲは間隔が大きく、すぐに見分けることができます。
他にトゲのある木はそんなにないので、初心者でも見分けるのはそれほど難しくないです。
たらの芽の食べ方
天ぷらにするとタラの芽が持つコクが最大限に引き出され、美味しく食べることができます。
その分飽きやすいので、個人的には肉などと炒めるほうが好きです。肉巻きにして照焼き風にしても美味しいですよ。
お浸しなども人気があるようですが、あまり味のある山菜ではないので、個人的には濃い目の味付けにしたほうが好きです。
たらの芽のレシピ
たらの芽の栽培方法
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