カベンタケとは?

カベンタケ、その名の通り「花弁(はなびら)」に似た形をしているキノコです。

鮮やかな黄色が特徴的ですよね。発生する場所によってはキノコと分からないかもしれません。

見ても楽しい、写真家にも人気のキノコです。発生時期は秋ごろ。

ただ毒性はないみたいですが、食用には向いておらず、見つけても鑑賞するにとどめておいた方が良いでしょう。

名前カベンタケ
呼び名カベンタケ
学名Clavulinopsis laeticolor
分類シロソウメンタケ科ナギナタタケ属
旬の時期
採れる場所各種林内などの腐植土の上
食べ方食用には向かない。
似ているキノコカベンタケモドキ

 

カベンタケの特徴・見分け方

カベンタケの特徴はその鮮やかな黄色です。

根元は白色ですが、柄からカサにかけてどんどん黄色くなっていきます。

かなり鮮やかなので、見かけたらすぐにわかるかもしれません。

カベンタケは秋ごろ、各種林内などの腐植土の上に発生します。

大きさはそれほど大きくなく、2cm~10cmほどとややバラツキがあります。

また毒性はないようですが食用には向いていません。

 

カベンタケと似ているキノコ

カベンタケには、すごく似たキノコが存在しています。

その名も「カベンタケモドキ」、もはや名前からもわかる通り、見た目は完全にカベンタケと一致。

ではこの2種類のどこが違うのかというと、カベンタケは担子菌類、カベンタケモドキは子嚢(しのう)菌類に属しているという点です。

 

担子菌類は菌糸が集まってカサを作り、その傘の裏面に担子胞子を作って繁殖するタイプのキノコです。

シイタケやマツタケなど私たちの身近なキノコもこの担子菌類に属しているため、最もポピュラーなキノコの種類なのではないでしょうか?

 

一方の子嚢菌類は、子嚢と呼ばれる繁殖期間を形成して、その中に子嚢胞子を作って繁殖するタイプのキノコです。

青カビやコウジカビなど、どちらかといえばカビや酵母などが多く属しています。というように、カベンタケとカベンタケモドキは実は完全に別のキノコなのですね。
専門家は顕微鏡で胞子を観察して、2つのキノコを見極めているともいわれています。

カベンタケのレシピ

先述したようにカベンタケは食用には向いていないキノコとなります。

しかし煮ても焼いてもあの鮮やかな黄色は変わらないそうで、料理の彩として使われることもあるともいわれています。

ただやはり毒性はなくとも、100%安全であるとも言えませんので、食材として使わない方が無難です。

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