アマナ(甘菜)とは?

早春にチューリップに似た小さな花をつけるアマイは、チューリップ属に分類されていたこともありますが、現在ではアマナ属とし、別属として扱われています。

日当たりがよく、やや湿った土手や田あぜなどに群落を作る多年草で、地表では根から葉が生えているように見える根出葉に見え、同じ大きさの2枚の線状の緑色の葉が向かい合ています。

地中の奥深くには卵型で黒っぽい皮で覆われた球根があり、葉や球根が食用になります。

白色の花は天気が良いと開き、悪いと開かないという性質があるようです。またアマナ属の中には絶滅危惧種に指定されている種類もあります。

アマナの名前の由来

アマナの葉や球根が甘く、食せることから甘菜(アマナ)と呼ばれました。平安時代初期に書かれた本草話本にアマナが食されていた記述が残っています。

ムギグワイという別名もありますが、球根がクワイの形に似ていること、麦畑でよく見かけたことから、江戸時代頃につけられたようです。

アマナの球根は生薬の材料となり、日干して乾燥させたものを光慈姑(又は山慈姑)と呼び、滋養強壮の効果があると言われています。
また鱗茎漬け込んだアマナ酒も、滋養強壮の効果があり、就寝前に飲用されているとか。

残念ながら、環境が変わると共にアマナは個体数を減らし、見かけることも少なくなりました。
今では食用とはせず、環境保護の観点から球根は取らないようにする動きもあります。

名前アマナ(甘菜)
呼び名アマナ ムギグワイ
学名Amana edulis
分類ユリ科アマナ属アマナ
旬の時期
採れる場所日向の草地、土手、田あぜのやや湿ったところ
食べ方煮物 茹でる
似ている山菜ヒロハノアマナ チシマアマナ ホソバノアマナ キバナノアマナ ヒメニラ

アマナ(甘菜)の採り方

花は3月~5月につけ、本州では福島から南。四国九州に生息しています。茎が細いので球根を掘り出す際に切れてしまうことが多いとか。

球根は誤飲すると、吐き気や嘔吐などの症状が起きるキツネノカミソリの球根に似ているので、注意が必要です。

アマナ(甘菜)の下処理・食べ方

葉はさっと茹でて食します。お好みで白和え、辛子みそやマヨネーズで。

アマナ(甘菜)の栽培方法

春先に可愛い白い花を咲かせるアマナは鑑賞用にも適していそうですが、扱っている園芸店は極端に少ないです。ただ環境が合ってしまえば勝手に増えていきます。(環境が変化すると絶滅もするようですが)
しかし花を咲かせる個体数が少なく、なかなか野生の群生地のようにはいかないようです。

プランター等で育てるのは難しいようなので、流通が少ないのはこのあたりが原因かもしれません。




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