ツルナ(蔓菜)とは?
ツルナは海岸の砂地などに自生していて、蔓が地面を這うように広がっていることが多いです。
分布は広く、アジアから南米まで、熱帯・温帯の海岸に自生しています。
種は海流に乗って遠くの対岸に流れ着きます。
英語では「New Zealand spinach」(ニュージーランド・スピナーチ)、
ほうれん草に似ていることから沖縄では「ハマホウレンソウ」などと呼ばれます。
葉はやや多肉で、細かい粒状の突起で覆われています。
この突起は塩が固まったもの。
似た特徴の野菜であるアイスプラントは、同じツルナ科の植物です。
名前 | ツルナ(蔓菜) |
---|---|
呼び名 | ハマチシャ |
学名 | Tetragonia tetragonoides |
分類 | ナデシコ目ツルナ科(ハマミズナ科)ツルナ属 |
旬の時期 | 5~10月 |
採れる場所 | 太平洋沿岸、全国の海岸、浜辺 |
食べ方 | おひたし、炒め物、天ぷらなど |
似ている山菜 | アイスプラント |
ツルナ(蔓菜)の採り方
ツルナは、5~10月の海岸や浜辺の砂地で採ることができます。
成長したものは固いので、採る時は芽から10~20㎝位までの柔らかい部分を選びましょう。
採ってきた若葉は傷みやすいので、早めに調理することをお勧めします。
ツルナ(蔓菜)の下処理・食べ方
ツルナはクセが少なくおいしい野草です。
ただしシュウ酸(一部の結石の原因になります)
を含んでいるので下ゆですることをお勧めします。
鍋で沸かしたお湯に対して1%の塩を入れて塩ゆでします。
冷水に取って絞り、食べやすく刻んでおひたしなどに。
炒め物やパスタの具にも使用できます。
ツルナ(蔓菜)の栽培方法
家庭で栽培することも可能ですが、
非耐寒性なので霜に当たらないように管理します。
3~7月に種まきして育てます。
種は一晩水に浸けておくことで、発芽のタイミングを揃えることができます。
乾燥には比較的強いのですが、水やりと肥料が不足してしまうと葉が硬くなってしまうので注意が必要です。
繁殖力は強いですので、広がりすぎないように剪定することも大切です。
周辺がツルナまみれになってしまいます。
ツルナ(蔓菜)のレシピ
つる菜 基本のお浸し
https://cookpad.com/recipe/3690475
つる菜とベーコンの卵とじ
https://cookpad.com/recipe/5312153
つる菜とベーコンのパスタ
https://cookpad.com/recipe/2279870
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